プリンセス・ダイアリー
2005年12月5日 読書
ISBN:4309203582 単行本 メグ・キャボット 河出書房新社 2002/02 ¥1,680
ごく普通の女子高生ミアが、突然プリンセスの立場に祭り上げられちゃって「オーマイゴッド!」とか言いながらプリンセスレッスンやら恋やら友情やら家庭内のゴタゴタやら代数の勉強やら陰謀やらを相手に「しょうがないからやるけども。でも無理だと思うんだ実際。これでも頑張ってるんだけど!」という姿勢で奮闘するお話。どこまで行ってもこの普通っぷりが崩れないのがミアの魅力。かっこいい男の子の外見にくらっと来てても、自分では彼の「内面の美」を愛してると思い込んでるとことか、可愛いよなあ。よくある間違いだけど(笑)。親友リリーとその兄マイケルも良い味出してる。彼らの口喧嘩を聞きながら、自分の知らない単語がポンポン出てくるので「うわあ、二人とも、アッタマいい!」と感心しているミアもまた面白い。
プリンセスになろうがなんだろうが、自分のできることには限度がある。そういうミアの常識感というか「身の程」を知ってるところが、この物語を嫌味のないものにしていて、カラッと楽しませてくれるんじゃないかな。プリンセスに向かって「身の程」ってのもなんか変だけどね。
ごく普通の女子高生ミアが、突然プリンセスの立場に祭り上げられちゃって「オーマイゴッド!」とか言いながらプリンセスレッスンやら恋やら友情やら家庭内のゴタゴタやら代数の勉強やら陰謀やらを相手に「しょうがないからやるけども。でも無理だと思うんだ実際。これでも頑張ってるんだけど!」という姿勢で奮闘するお話。どこまで行ってもこの普通っぷりが崩れないのがミアの魅力。かっこいい男の子の外見にくらっと来てても、自分では彼の「内面の美」を愛してると思い込んでるとことか、可愛いよなあ。よくある間違いだけど(笑)。親友リリーとその兄マイケルも良い味出してる。彼らの口喧嘩を聞きながら、自分の知らない単語がポンポン出てくるので「うわあ、二人とも、アッタマいい!」と感心しているミアもまた面白い。
プリンセスになろうがなんだろうが、自分のできることには限度がある。そういうミアの常識感というか「身の程」を知ってるところが、この物語を嫌味のないものにしていて、カラッと楽しませてくれるんじゃないかな。プリンセスに向かって「身の程」ってのもなんか変だけどね。
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