絶対失敗するけど大丈夫なお菓子
2006年2月15日 趣味 コメント (2)
ISBN:4278037465 単行本 脇 雅世 大泉書店 2002/11 ¥1,050
バレンタイン終わってやっと一息ついてます。やれやれ。この本に載ってるお菓子、一体いくつ作ったことか。それもほとんど彼氏じゃなくてバイトの学生と家族の胃に収まったという。いえ、喜んでいただければそれで、自分は満足であります。
簡単でなおかつウケが良かったのはやはり、ブラウニーとチョコレートプリンですね。メレンゲ泡立てたりする手間もないし、卵も余らないし(プリンの場合は卵白が余ってしまいますが)、なんと言っても「どれだけ失敗しても持ち直せる」という素晴らしい利点が。ここで言う「失敗」とは、混ぜ方だとか、材料を入れるタイミングの間違いとか言ったような一般的なミスではありません。もっとこう、予期せぬような恐ろしい事態です。「絶対失敗しない」と銘打つ数々のお菓子作り本の作者も、さすがにそこまでは予想できなかったと思わず認めてしまうような事態です。喩えるなら「シックスセンス」や「猿の惑星」のオチのような…ええー、そうだったのかよ、地球だったのかよ、みたいな。…なんの話でしたっけ。そうそう、私はそういう予期せぬ失敗をよくやるので、さすがにある程度は予想できるんですけどね。具体的にどんなのかというと、一番多いのは「材料を引っくり返す」ですね。「混ぜてる最中に引っくり返す」「型から出す際に引っくり返す」のみに収まらず「皿に盛り付け終わったところで引っくり返す」など。これは相当凹みます。よくやるけどやっぱり凹みます。次に多いのは「オーブンから出した重しを素手で掴んで火傷しかける」。さすがに型を持つときは絶対素手で触ったりしないのですが、「重し」となると何故か気が緩んでしまい、さっさと手で取ろうとしてしまいます。アホとしか言いようがありません。ここで慌てて型ごと落としてお菓子を全滅させたこともあります。我ながら居た堪れない。他にも粉ふるい器で薄力粉などをふるってる際、あやまって「粉ふるい器ごとボウルの中に落下させる」「本に書いてある注意書きを読み忘れる」「コアントローが酒の名前だということを知らなかった」「耐熱容器だと思ってたらそうじゃなかった」「ゴムべらを溶かした」など、なんかもう散々なんである。これ以上書くと人間性を疑われそうなのでもうやめるが。
で、これだけやっても出来るのがブラウニーとチョコレートプリンなんですよ。凄いでしょ?凄いよね。なんと言うかこう、彼らの凄まじい生命力を感じます。未だに3回に1回は「粉ふるい器ごとボウルの中に落下させる」をやってますが、全然ダマにならず、仕上がりにはまったく問題のないブラウニー。……もういっそ、「ふるわなくてもいいんじゃないか」と何度思ったことか。一方チョコレートプリンの方は、作業過程が非常に簡単なので珍しくノーミスでクリアしております。タネを器にガーッと流して湯せん焼きしてるだけなのに、パリパリの層、もっちりした層、トロトロの層、と3段階の味がしっかり出来てしまうから不思議。多分うちのオーブンが優秀なんでしょう。そんなわけで、この本で作るならブラウニーとチョコレートプリンがダントツでお勧めです。失敗しても持ち直せるだけでなく、どれだけめちゃくちゃに作っても何故か凄く美味しい。誰かに作ってあげるときは、作業過程で何があったかは秘密にしておくとなお良いと思いました。
バレンタイン終わってやっと一息ついてます。やれやれ。この本に載ってるお菓子、一体いくつ作ったことか。それもほとんど彼氏じゃなくてバイトの学生と家族の胃に収まったという。いえ、喜んでいただければそれで、自分は満足であります。
簡単でなおかつウケが良かったのはやはり、ブラウニーとチョコレートプリンですね。メレンゲ泡立てたりする手間もないし、卵も余らないし(プリンの場合は卵白が余ってしまいますが)、なんと言っても「どれだけ失敗しても持ち直せる」という素晴らしい利点が。ここで言う「失敗」とは、混ぜ方だとか、材料を入れるタイミングの間違いとか言ったような一般的なミスではありません。もっとこう、予期せぬような恐ろしい事態です。「絶対失敗しない」と銘打つ数々のお菓子作り本の作者も、さすがにそこまでは予想できなかったと思わず認めてしまうような事態です。喩えるなら「シックスセンス」や「猿の惑星」のオチのような…ええー、そうだったのかよ、地球だったのかよ、みたいな。…なんの話でしたっけ。そうそう、私はそういう予期せぬ失敗をよくやるので、さすがにある程度は予想できるんですけどね。具体的にどんなのかというと、一番多いのは「材料を引っくり返す」ですね。「混ぜてる最中に引っくり返す」「型から出す際に引っくり返す」のみに収まらず「皿に盛り付け終わったところで引っくり返す」など。これは相当凹みます。よくやるけどやっぱり凹みます。次に多いのは「オーブンから出した重しを素手で掴んで火傷しかける」。さすがに型を持つときは絶対素手で触ったりしないのですが、「重し」となると何故か気が緩んでしまい、さっさと手で取ろうとしてしまいます。アホとしか言いようがありません。ここで慌てて型ごと落としてお菓子を全滅させたこともあります。我ながら居た堪れない。他にも粉ふるい器で薄力粉などをふるってる際、あやまって「粉ふるい器ごとボウルの中に落下させる」「本に書いてある注意書きを読み忘れる」「コアントローが酒の名前だということを知らなかった」「耐熱容器だと思ってたらそうじゃなかった」「ゴムべらを溶かした」など、なんかもう散々なんである。これ以上書くと人間性を疑われそうなのでもうやめるが。
で、これだけやっても出来るのがブラウニーとチョコレートプリンなんですよ。凄いでしょ?凄いよね。なんと言うかこう、彼らの凄まじい生命力を感じます。未だに3回に1回は「粉ふるい器ごとボウルの中に落下させる」をやってますが、全然ダマにならず、仕上がりにはまったく問題のないブラウニー。……もういっそ、「ふるわなくてもいいんじゃないか」と何度思ったことか。一方チョコレートプリンの方は、作業過程が非常に簡単なので珍しくノーミスでクリアしております。タネを器にガーッと流して湯せん焼きしてるだけなのに、パリパリの層、もっちりした層、トロトロの層、と3段階の味がしっかり出来てしまうから不思議。多分うちのオーブンが優秀なんでしょう。そんなわけで、この本で作るならブラウニーとチョコレートプリンがダントツでお勧めです。失敗しても持ち直せるだけでなく、どれだけめちゃくちゃに作っても何故か凄く美味しい。誰かに作ってあげるときは、作業過程で何があったかは秘密にしておくとなお良いと思いました。
コメント
はんとに、バレンタインデーに感謝ですよ。
ひっくりかえした話はよく聞いていましたが。。。
握力弱いんですかねぇ。
私、まだまだ食べれますよー(笑)
いや、私がお礼をしなきゃです。
紅茶ありがとう!もー気を遣わせて悪いねホント。
毎日美味しくいただいております。
今度は料理教室で作ったデザート持っていくよー。