DVD ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2005/01/01 ¥4,179

なんか、ちょっと、きれいに無視され過ぎな気がするんですけど、この映画の中で

私のいちばん好きなお姉ちゃんだけ恋が上手くいってないんですよ!!

いや、親友のヨメに恋した人も確かにハッピーエンドではないよ。でもなんていうかあっちはほら、「次はいい人見つかると良いね!はやく元気出して!あの笑顔を見せてね!」っていう竹内まりやの歌まじりの希望が見えるじゃないか。まやかしにしても(まやかしとか言うな)。それに比べて私の好きなお姉ちゃんはあれだよ、「いっつも弟からの電話で邪魔される」っていう本当にどうしようもない理由で上手く行かないのだよ。あんなに喜んでたのにだよ?「ごめんなさい、2秒待っててくださる?」って脚踏みして喜びかみ締めてたのにだよ?なんか、辛いだろこれ?!嫌だよ、納得いかないようー。諦めるなよカール。誘えよー!!これだけの理由でちょっと、切ない気持ちになってしまった。こんなどうしようもない、詰まらない理由で上手くいかない恋が現実にたくさんあるのは知ってるけど、でも、でもこんなのいやああー。あんまりだああ。いちばん幸せになって欲しかったのにいいい。

とかピーピーわめいてますけど、他の人のエピソードは実はどれもこれも好きです(笑)。恋愛映画が苦手で、いっつも途中で飽きてしまう私にとって、こういうそれぞれの話が少しずつ描かれる作品は性に合ってたみたい。自分でもびっくりするくらい楽しめた。だからホント、あのお姉ちゃんさえ上手く行ってくれたらなあ。ああいう上手くいかない恋があるから、上手く行く恋が大切に思えてくるのは分かる。分かるが、それにしたってみんなあのお姉ちゃんのこと忘れ過ぎじゃないか?そこだけがなんだかとっても、不満なの(涙)。

コメント

キリカ
キリカ
2006年3月16日21:34

同感・・・私もあのお姉ちゃんが一番好きだったのに最後なんだか家族愛これも愛よね。みたいなうやむや感でむかついた。
多分自分に重ね合わせてんだろうな・・・うん。

ロクハナ
ロクハナ
2006年3月17日21:29

かなりの率で「え、そんな人いたっけ?」と言われてしまうのが悲しいよね。思わず「お前はヒュー・グラントしか見てないのかああ?!」と、隣りにいた友達の首を締めかけました。
あのお姉ちゃんの存在すら忘れられる女子って、ある意味羨ましい。私も自分を重ねまくりであった。

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索