講談社寄りの女
おおたうにの「ベリーベリーチェリーコーク」を見ていたら「読んでる雑誌で分かる、その人のファッション傾向」みたいなの載ってまして。
そういう安易なカテゴライズみたいなのって嫌いだな、と思ったのに、読んでたらまんまと「分かる!そう!!」とか乗り乗りで同調しちゃいまして。

おまえがいちばん安易だよと(すみません)。


私昔っから不思議だったんだ。
女なら誰でも、一度は思ったことあるんじゃないか。

雑誌「with」と「MORE」の違いは何??

って。いやまー、出版社が違うんですけど(withは講談社、MOREは集英社)、そういうことじゃなくて。載ってる洋服もモデルも特集も似たよーな感じなのに(というか同じだろ)、何故「withを買う人」と「MOREを買う人」に分かれるのか。両方ランダムに買う人もいますけどね。そりゃね、あれだけ似てりゃね。ぶっちゃけ表紙の芸能人がその時の気分に合ってる方を選ぶだけですよね。竹内結子か菅野美穂かとか。

でも不思議なんだけど、「どちらかというとwith」とか「なんとなくMORE」みたいに「ぼんやりと」傾向分かれることが結構多いなと思っていた。しかも本人に選んでいる意識はほとんどない。
ずっと昔だけど、同じバイトの後輩と喋っていて、なんか洋服の話にでもなったのか、「MOREとか読めばいいじゃないですかー」みたいなことを言われた。そこで私「withじゃダメなの?」と返したら、何故か彼女は虚を突かれたような顔をしていた。MOREしか読まない人にとって、withは全然見えてないのかもなと思った瞬間だった。「なんで?!コンビニ行けば大体となりどうしで並んでるだろ??」と思うでしょ。でもさ、やっぱ違うんだよ。子供の頃サンリオショップに行っても、気に入ってるキャラクター以外はあんまり見えてなかったでしょ?なんだこのファンシーな喩え。

同じ理屈で行くと「with」読者からも「MORE」は見えにくいはずなのだが、「MORE」読者の「with認識率(の低さ)」に比べると「意外と見えてるんじゃないかな」というのが私の勝手な見解。「MOREも見えてるけど、あえて、わたしは」です。そういう選択をものすごーーーく低い意識でやってる気がする。

ちなみにおおたうにさんの見解は「MOREに比べてwithはキャリア志向。MORE読者の憧れがオードリー・ヘプバーンならwith読者の憧れはキャサリン・ヘプバーン」。お見事です。私の長年の疑問一気に解決。そうなんだよ、まったく同じ雑誌に見えるのに、何故か私は「with」の方が読みやすいんだよ。って言うほど実は読んでないんだけど(ふたたびすみません)。withもMOREもモデルが着てるからなんとなくさまになってるように見えるけど、一般人が着ると老けて見えそうだなー、とか、コンサバティブ過ぎるだろー、みたいな服が多いよね。いや別に嫌いじゃないんだけど。便利だし。

あー、なんか、心なしか「with」の方がモテない系?

思えば買ってるマンガもなんとなく講談社寄りだな私。彼氏の好みのマンガが集英社寄りなので、いつのまにか私が「講談社担当」みたいになっただけかもしれませんが。同じ講談社でも、「モーニング」の連載だったら彼氏が担当、でも「アフタヌーン」の連載だったら確実に担当私だろ、みたいな空気になるのはなんで?(笑)

なんか、女同士で付き合っても私絶対「白泉社担当」になりそう(実はそんなに読んでないのに)。

最後に、おおたうにさんほど鮮やかには決められませんが、私なりの「with」と「MORE」の違いを記して締めたいと思います。

「MORE」は唯川恵、「with」は山本文緒。

今回もまた、最後まで男子にはちんぷんかんぷんな話でごめんなさい。
女子もか。

コメント

nophoto
つまりは
2008年10月12日16:09

車好きが「goo 」を買うのか「カッチャオ」を買うのかと同じですね。わかります。

ロクハナ
2008年12月10日18:12

長らく放置してすみません。
そうです、「トゥナイト」か「EXテレビ」かとか。
年代限定でごめんなさい。

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